みなさんこんにちは、あすかりんです。
本日も私、雅珠香(あすか)のブログにご訪問、誠にありがとうございます。
今回は、金沢ひがし茶屋街にある「鮨みつ川」さんのご紹介です。
場所は、茶屋街メインストリートから1本裏手で、町家造りの趣ある佇まいが辺りの雰囲気に溶け込んでいます。
店主の光川浩司さんは東京銀座の「久兵衛」をはじめ、大阪や海外でも腕を磨かれた方。職人肌ですから、静かにすしを握る寡黙な方と思いきや、常連客にも初めてのお客さんにも隔たり無く笑顔で対話してくださって、人間的にも魅力ある方です。
(この日私は一人訪問で、お隣には5名の外国人さん、さらに日本人カップルさんで計8名。海外の方にも優しく英語で対応されており、大将の新たな一面発見でした。ステキな方だなぁ。)
ネタは金沢や能登などの地物が中心で、包丁の入れ方にも惚れ惚れします。光川さんの手元が見える造りですから、尚更、目線は手元に釘付けになります。本当に美しい包丁使いです。
すしが供される器は「大樋焼」のまな板皿。光沢ある飴釉のザ・大樋焼きといったものの他、夕焼け色の雅な色合いもあり。手びねりで作陶され、趣深いグラデーションも実に味わい深く、そこに握りが供されるとまた端正な佇まいです。
シャリは余計な甘さを添えないタイプで、キリリとした印象。ガリは自家製で、粒の形状のものを目の前でスライスしてくれるのが独特です。締めくくりに出てくる「のど黒手巻き」は、皆楽しみにしているスペシャリテ的な一品。炙ったのど黒からにじみ出る甘い脂と香ばしさ、海苔の磯の風味が口いっぱいに広がり、目を閉じて味わいに浸りたくなります。
今回は夜訪問で、おつまみから頂いています。
(写真は一部です。)
<おつまみ>
●カマスの炙りとコリンキー
●秋刀魚薬味添え
<握り>
●アカイカ
身を三枚におろすところでお客さんの目線は大将の手元に釘づけ。青シソを挟んで細切りにします。
●能登外浦のアワビ
●穴子
●山口のムラサキウニ
おいしさの余韻と共に、茶屋街を帰って行くのもまた風情あり。
今日もお腹いっぱい!あすかりんでした。

●鮨みつ川
電話番号:076-253-5005
住所:金沢市東山1-16-2
営業時間
12:00~14:00、17:00~22:00
定休日:水曜日