みなさんこんにちは、あすかりんです。
本日も私、雅珠香(あすか)のブログにご訪問、誠にありがとうございます。
今回は、小松市千木野町にある日本料理店「つづら」さんのご紹介です。
先のミシュランガイドでは2ツ星を獲得しているお店です。秋のお料理もステキでしたよ。
金沢の中心部からは車で約45分で、場所も初めてならきっと迷うので、ぜひナビで。
国道8号線から山手に入って竹林を抜けたところで、突如、暖簾がかかる端正な佇まいのお屋敷に出会います。
大きな一軒家で、もちろんお座敷もありますが、暖簾をくぐってそのまま席に付けるカウンター席もあり。こちらはある意味臨場感ありますから、お好きなほうをどうぞ。落ち着いて食べたい場合はお部屋で。(個人的にはお部屋がオススメ。かな)
今回お料理は、夜の1万円コースです。
お料理の感想は総括にて。
コースの流れは店主の自己流で、冒頭にお凌ぎがくるのがつづらスタイル。しかしながら、お料理自体は端正でシンプルな印象を持ちます。味の組み立てに驚きは織り込んでありますが、先付けからアッツアツのお料理で、終盤のデザートのわらび餅も温かいタイプだったりと、意外性と温度感を大事にしてあることが伝わります。
●先付
柿の白和え、栗の渋皮揚げ、厚焼き玉子、翡翠銀杏、胡桃豆腐揚げ
卓上に秋を散りばめたような、秋爛漫の先付からスタートです。栗と胡桃豆腐は揚げたてでアツアツ。温度感あるものが先に出てきて、ちょっとしたサプライズでした。
●甘海老の握り
冒頭にお凌ぎを出すのはつづらスタイル。昆布で〆て旨味が移った甘海老に、昆布をはらりとのせて。ねっとりと絡むような身がシャリに溶け合います。
●お吸い物
蓮の揚げ饅頭、鯛の白焼き、信州の松茸
椀種が蓮もちの揚げで、“揚げ”の香ばしさと滋味も溶け合うお吸い物でした。
●お造り クエ
●炊き合わせ
胡麻豆腐の吉野仕立てが炊き合わせとして。端正な味わいです。
●焼物 カマスの若狭焼き
カマスの皮目パリッと若狭焼きにて、舞茸を包みで。けっこうボリュームしっかりめでした。
●酢の物
地物毛蟹を昆布で巻いた「砧(きぬた)巻き」にて。
●栗おこわ、原木なめこ汁
出てきた瞬間パッと笑顔になった一品。
予め甘く炊いた栗で栗おこわにしてあるので、噛めば噛むほど甘さが滲み出るもち米に負けない味で、上手に寄り添いアクセントにもなっています。美味!
●自家製本わらび餅
自家製の本わらび餅で、作り立ての温かさがまたおいしい。
今日もお腹いっぱい!あすかりんでした。

●つづら
電話番号:0761-23-3389
住所:石川県小松市千木野町3-81