みなさんこんにちは、あすかりんです。
本日も私、雅珠香(あすか)のブログにご訪問、誠にありがとうございます。
北國新聞・富山新聞連載【あすかりんのとびきりディナー】、9月26日の記事です。
ぜひ本日の紙面をご覧ください。
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“ステーキ” と聞くと、心が勝手に踊り出してしまうのは、きっと皆同じはず。今回はとびきりのステーキが食べられるお店をご紹介します。ただし、ステーキハウスでも焼肉店でもなく、地元密着な昔ながらの和食店なんです。金沢市長町にある「割烹孫助」の名物メニューに、おいしいステーキがあるんですよ。
お店は香林坊せせらぎ通りの一角で、暖簾をくぐると厨房を取り囲むL字カウンターでは、刺身などの肴と日本酒や焼酎をたしなんで、頬を赤らめるお客さんで賑わっています。しかしながらどのお客さんも、頃合いを見てメインとして注文しているのが「名代ヒレステーキ」なんです。
注文が入ると、店主の三津正人さんが美しいサシが入った塊肉をおもむろに取り出して調理開始。厚めにスライスし、手早く焼き上げます。
●名代ヒレステーキ(税別6000円)
運ばれてくるとバターの風味に鼻腔がくすぐられ、もう我慢の限界。鉄板皿でジュージュー音を立てながら出てくるあたりも、食欲中枢が刺激される演出です。
お肉は主に能登牛を使用。滲み出す脂も旨味が濃く、底力のある味わいですから、醤油ベースの甘めのソースが良く合います。焦げ目の香ばしさと、付け合せのニラの力強い香気も、この味付けにピッタリ。唸りながら食べ進め、気が付いたらお皿が空になっていました。和食店にステーキというのは意外ですが、実は孫助の創業である昭和44年よりも前、先代の修業時代から半世紀以上受け継いできた孫助の秘伝です。
そして、もう一つの人気メニューは「クリームコロッケ」です。
見た目は素朴で、ラグビーボール型をしています。衣は薄めで、中はほちゃほちゃしたクリームなのですが、特に目立った具はありません。唯一入れてあるのは、大量のタマネギですから、自然な甘さが余韻に残り、ソースなしで止まらないうまさです。
こちらはランチメニューにもあり。
今日もお腹いっぱい!あすかりんでした。

●割烹 孫助
電話:076-261-7287
住所:金沢市長町1-3-52
営業時間
11:30~14:00、17:00~22:00
定休日:日曜