みなさんこんにちは、あすかりんです。
本日も私、雅珠香(あすか)のブログにご訪問、誠にありがとうございます。
今回は、「ピッツェリア ダ ペッペ ナポリスタカ駒沢」さんのご紹介です。
ナポリピッツァ好きやイタリアン通なら知らない人はいない有名職人さんですね。
実は、この場所には以前もピッツェリアがあり、ペッペさんはそのお店にて初代ピッツァ職人として腕を振るっていたそうです。神谷町で独立出店し、人気店になったのですが、いずれは駒沢に!と思っていたそうです。今回、前のお店が閉店したことで、出店を決められたそうです。
ナポリブルーに統一された店内もステキです。
青山の「iCas storia(イカスストーリア)」の芝原健太シェフとペッペ氏とのコラボ企画というとこで、全国から食関連の方々がたくさん集まりました。
芝原健太シェフは、現在ナポリで唯一のミシュラン星付きのリストランテ「Palazzo Petrucci」で、最新のイタリア料理を学んだ方ですよ。
さらに今回は、「たんじゅん野菜」を使用したお料理がふんだんに出されました。
たんじゅん野菜とは、単純という意味ではなく、炭素循環農法と言われる、農薬などに頼らない農法で育った野菜です。土壌の微生物が持つ力を活用しているそうですよ。
雑味がなくて、ピュアな味わいの威力がすごくてびっくりしました。
●ビオディナミ
ワインはビオディナミ(オーガニックワイン)で、果実の純粋なおいしさが凝縮されて深みを増しており、かといってしつこくなく、全てのお料理に取り合わせが可能な味わいでした。
●Newスタイルカプレーゼ 「Tipo 00」
イタリア料理コンクールの受賞作品。
グラスで頂く美しいカプレーゼで、モッツアレラチーズとトマト、バジル、さらにエビが隠れていました。端正な味わいのサッパリとした一品でした。
●たんじゅん野菜のフリット
えぐみや渋みを全く感じない野菜のピュアなうまさに唸りました。
●ゼッポリ、ポテトコロッケ、アランチーニ
そしてピッツァです。
サービス精神旺盛で明るいペッペ氏ですが、この時ばかりは真剣な表情。
手際よくピッツァ生地をのばし、窯にくべられた薪の火にも注意を払います。
そう、ピッツァは瞬間勝負ですから!
●ペッペのスペシャルピッツァ
スペシャルと銘打ってあるだけあって、本当にスペシャル。
長細い大きなトッピングは、ラルドをかぶせたエリンギなんです。ピッツァを折り曲げてサンドするようにして食べるのがベストかな。エリンギの“ジュ”が溢れて口の中にほとばしり、ラルドの塩味が程よく効き、脂肪が重厚感をプラスしています。ソース状のポルチーニも添えられており、山のおいしさを味わえるピッツァでした。今回これが一番好きでした。
ピッツァ生地の絶妙な塩加減もさすが!
●ピッツァSUSHI
ペッペ氏が「スシ、スシ」と言っていたので何かと思いきや、なるほどスシです。
マグロをトッピングしてあるんですね(笑)キャビアがよい海の塩味を添えています。
大きな筒状のナポリ発祥のパスタ「パッケリ」を、立たせて盛り付けてあるのでビックリしました。さらに中からはリコッタチーズが~大胆な逸品ですが、味わいは繊細で、添えてあるナポリ風の肉の煮込みソースも、上品な味わいで美味でした。
●真鯛の蒸し煮
ふわっと仕上げた淡泊な真鯛は、もったりした里芋のソースを併せて。
●トルタカプレーゼ
ドルチェはエスプレッソと共にトルタカプレーゼを。
ギュッと密なタイプを想像していましたが、(チョコ感は濃厚ですが)ふわっと軽めでおいしかったです。
技術の上に花咲くおいしさはもちろん、「ナポリピッツァ、イタリアン=楽しいおいしい!」を実感させてくれた日でもありました。
今日もお腹いっぱい!あすかりんでした。

●ピッツェリア ダ ペッペ ナポリスタカ駒沢
(Pizzeria da peppe NAPOLISTA'CA" KOMAZAWA)
住所:東京都世田谷区上馬4-5-1
TEL:03-6450-9284
営業時間:
ランチ月~金11:30~14:30(L.O.14:00)土日祝~15:00(L.O.14:30)
ディナー月~土18:00~23:00(L.O.22:00)日~22:00(L.O.21:30)
定休日:火曜