みなさんこんにちは、あすかりんです。
本日も私、雅珠香(あすか)のブログにご訪問、誠にありがとうございます。
今回は、石川を飛び出して京都へ。
石川では味わえないロシア料理を食べてみたくて、京都祇園にあるロシアレストラン「キエフ」さんにやってきました。
ロシアは広くて地方によっても郷土料理が異なると思いますし、日本で食べられるお店もそうそうなく、私も経験値に乏しいので感じたままのコメントになっちゃいますが、「想像していたよりもおいしくて満足度が高かった。」というのが素直な感想です。
勝手な先入観で、“寒さに耐えられるパワーに溢れた力強い料理”というのを想像していたのですが、いえいえ、とっても丁寧に作られていて繊細でしたよ。
ロシア料理自体がおいしいものであるというのもあるでしょうが、恐らくこのお店のレベルが高いのだと思います。また、もしかしたら日本人の好みに少し寄せているというのもあるのかもしれません。
キエフというのはロシアにある市の名前で、1972年に京都市とキエフ市とが姉妹都市になった事を記念してお店が誕生したそうです。(お店HPより)
さらに、実は同店、歌手の加藤登紀子さんのお父様が創業者で、現在はお兄様が経営されています。
場所は、祇園南座の近隣のビル6階。
祇園の街並みを眺めることができるロケーションであるというのもポイントで、鴨川や四条大橋の夜景がとっても美しく観られ、ロマンティックですよ~。
(私は女友達と2人ディナーでしたが、デートに抜群だと思います。)
店内に飾ってあるマトリョーシュカにも釘づけ~。カワイイー。(撮影許可あり)
●グルジア産ワイン
ここに来たら飲み物はグルジアワイン(グルジアはワイン発祥の地として最も有力視されているそうです)。スパークリング、白、赤が揃っています。
コースは何パターンかありますが、店名がコース名になっていて、ロシア料理の代表格が網羅できそうなこちらにしました。
●キエフコース(4600円)
(前菜盛り合わせ、グリヴィ、ボルシチ、メインディッシュ、カプスタサラダ、自家製ロシアパン、ロシアンティー、日替わりデザート)
・前菜盛り合わせ
サーモン、ニシン、ロシア風自家製ピクルス、サラミ2種、自家製ハムにクランベリーソース
魚類は臭みなどもなく、ハム類も塩味が効きすぎず繊細で、この後の料理を期待させてくれる前菜でした。
・自家製ロシアパン
そば粉入りなので滋味が強めかなと思いましたが、味にまとまりがあって、おいしいものでした。
・グリヴィ
クリームソースは濃厚で、抽出されたマッシュルームの旨味エキスが美味。パン生地もしっかりバター?が効いていてどっしりとした味わいで、相性が大変良かったです。
・ボルシチ
ロシア料理として、日本人に認知度が一番高いのがボルシチなのではないでしょうか。
美しい赤色はビーツの色。スープに油脂分が入っていないので、とってもヘルシーで後味もさっぱりしていますが、土台となるブイヨンがしっかりしているため、まろやかな旨味が余韻に残ります。ディルもいい風味のアクセントになっていました。
・メインディッシュ
細切り牛フィレ肉のサワークリーム煮が濃厚で、濃いサフランライスにマッチ。
シンプルだけど風味や旨さのインパクトが大きく、おいしいものでした。
・カプスタサラダ
まろやか~な酸味のキャベツサラダで、こちらもディルがアクセントに。
・ロシアンティー、日替わりデザート
ローズぺタルのジャムを入れて飲む紅茶。
ジャムを入れて飲むのがロシアンティーだという風に日本に伝わっていますが、現地ではジャムを舐めながら紅茶を飲むのだそうです。
紅茶とジャム個々に良さがあるので、私も別で味わう方が好みでした。
日替わりデザートは、レアチーズケーキ。
なんせ発見が多いので、この手の料理がお好きな方はツボなはず。
東京には、姉妹店「スンガリー」(新宿東口本店、新宿西口店)もあるようですから、ぜひ試してみてくださいね。
今日もお腹いっぱい!あすかりんでした。


●ロシアレストラン キエフ
京都市東山区縄手通四条上ル鴨東ビル6F
TEL:075-525-0860
営業時間 12:00~22:00(L.O 21:00)
定休日:年末年始、原則2月は第3日曜日、8月は第3月曜日