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Channel: あすかりんの恋味敬食(こみにけいしょく)
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「長谷川亭」石川県で最も歴史のあるすき焼き店。煮焼くタイプの金沢風~オンザライスもいいね!

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みなさんこんにちは、あすかりんです。
本日も私、雅珠香(あすか)のブログにご訪問、誠にありがとうございます。

今回は、石川県でも最も歴史があるすき焼き店、「長谷川亭」さんのご紹介です。



石川県を代表する老舗すき焼店といえば、ここ長谷川亭さんや、白山市の犀与亭さん、天狗中田本店さん(冬季限定)などありますが、みなさん昔からご贔屓にされているお店があるのではないでしょうか。


今一度「長谷川亭」さんの解説ですが、創業は明治8年で、現在営業している石川県のすき焼き店で、最も歴史のあるお店ということになります。
加賀藩士の剣道指南役であった長谷川松太郎さんが、明治維新のあとに肉屋を開店したのがきっかけで(今でもお肉屋さんと併設しています。)、それまで日本では(表だって)牛肉を食べる習慣がなかったわけですから、すき焼で牛肉を食べる習慣を定着させた権威でもあると言えます。




お店は歴史感じる建物で、全個室。
お肉は仲居さんがお世話をしてくれて、食べ頃を提供してくれますよ。
これも“お店すき焼”の醍醐味ですね。


まずはお通しからスタート。牛タンや河豚の卵巣漬け、数の子などが定番で、鍋の準備ができるまでは、これでビールを一杯やるのがいいでしょう。


お肉は神戸ビーフで、4段階に価格分けされています。
・梅(6,500円)、竹( 8,500円)、松(11,000円)、特選(13,000円)

(写真は「松」二人前)


ちなみに、同料金でしゃぶしゃぶにもできますから、例えばグループの場合だと両方を注文するのも楽しいかも。


仲居さんの手順は、まずは大きな牛脂を鍋底に塗りつけ、大判の立派なお肉を焼き始めます。そして、ネギやきのこ、お豆腐やしらたきなどを投入し、割り下を煮焼く程度に回し入れますよ~。





お砂糖をまぶしてからお醤油をかけて調理する“関西風”(現在では店舗による)とは違い、サッと焼いて割り下を加える方法なので、どちらかというと煮込む“関東風”に近いですが、それともまたちょっと違うのが金沢風。
割り下が濃すぎず、肉自体の味を引き立てていて、私は金沢風好きだな。


さて食べ頃。
溶きほぐした玉子にお肉をくぐらせ、「待ってました~」とお口の中へ。
最初の一口を食べるまでは仲居さんが居てくれます。


お肉はランクによって霜の降り方などが違いますから、(価格の高い安いに関わらず)好みは分かれると思うので、違ったランクのお肉を注文すると食べ比べできていいと思います。
上等なお肉は、とろけるようなやわらかさと脂肪の濃厚な旨味が印象的。
ただ、ずっとそれだけだと食べ疲れするので、私は赤身が多い「梅」を挟むのもいいと思いました。


また、煮詰まってきたら昆布だしを差して濃さを緩和させるのですが、この昆布だしがまた上品で
、お肉のおいしさに寄り添って引き立てていて、とってもいい感じなんです。


ビールと一緒に楽しむのもいいですが、ご飯を頂いてのオンザライスもいいもの。
白米が進み、瞬く間にお茶碗が空に~。




食後のデザートは、フルーツを器にしたパイナップルのシャーベット。
(レモンのときもあります。)
爽やかな酸味がお口の中をリセットさせてくれますね。



今日もお腹いっぱい!あすかりんでした。




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●すき焼 長谷川亭 (はせがわてい)
076-221-2366
金沢市笠市町2-1
営業時間 11:30~22:00(L.O 21:00)
定休日:火曜日


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