みなさんこんにちは、あすかりんです。
本日も私、雅珠香(あすか)のブログにご訪問、誠にありがとうございます。
今回は、「季節料理つばき」さんの春の美味、タケノコと山菜づくしコースのご紹介です。
つばきさんは、店名通り旬を味わえるお店で、場所は金沢の奥座敷「湯涌温泉」エリアとちょっと郊外ですが、評判が評判を呼び、いつも賑わっていますね。
食材はなんと店主の小村昭義さんが自ら山に入って調達したもので、春は山菜やタケノコ、夏は鮎や岩魚、秋はキノコや自然薯、さらに冬は猟師でもある店主が仕留めた熊などのジビエが食べられるんです。
冬のジビエコース、店舗詳細はこちら↓
http://ameblo.jp/shanti-sky/entry-12119997913.html
今回は夜訪問で、春の味覚を味わいました。
(※ディナーは予約にてご訪問ください。)
●先付(左から、ソバナ、かたくりの花、シズクナ、独活のキンピラ)
野趣香る大地の恵みから幕開け。
ソバナやシズクナは、あまり耳なれないですね。こんなの食べられるなんて、つばきさんらしいです。繊細な山の美味、かたくりの花も。
独活は甘辛い味付けで、かつ、ほのかに余韻を残す苦味がクセになり酒を進めさせ、食べ出したら止まりません。
●タケノコ煮物、わらびのしのだ巻き
タケノコのシラコ(白いタケノコ)を薄味調理し、素材力を全面に出した煮物です。
タケノコは頭の柔らかいところが最上のおいしさだと思っていましたが、シラコは根に近い部分が旨味があって美味、さらに食感もやわらかく、いつもとは別物のタケノコのおいしさに出会いました。
●サクラマス
九頭竜のサクラマスを軽くスモークをかけ、クレソンを巻いて。
こちらもサーモンなどと比べると全く別物のおいしさ。
パワーみなぎる味わいを、クレソンのシャキッとした爽やかさが引き締めてくれます。
●天然ヤマメの塩焼き
川魚は活きが命。塩焼きは、ピチピチを串に刺して焼かなくてはなりません。
囲炉裏に刺したのを見ているだけでも酒が進む。
化粧塩を打っただけの天然ヤマメ、余計な解説はいらない。うまい!
●山菜天ぷら
ヤマヨモギ、行者ニンニク、独活、タラの芽、コシアブラ、こごみ
店主自ら今朝採ってきたばかりの山菜がズラリ。
鮮度がいいからこそ、それぞれの個性がしっかり立っていて面白いし、まだみずみずしいので、口の中で旨味がほとばしります。
ここまで揃えられて、こうやって味わえるということも、普通ではなかなかできることではありません。
●野三つ葉とイノシシのしゃぶしゃぶ風
野三つ葉は私も大好き。
薬味のようにとげとげしい味わいではなく、葉物野菜のような感覚で食べられるのがいいですね。ほんのりくるソフト~な苦味もまた味わい深い。
イノシシが入っていますが、あくまで主役は野三つ葉!に納得。
今回も楽しませてもらいました。
郊外ですが、ここまで足を運ぶ価値あり!
今日もお腹いっぱい!あすかりんでした。

●季節料理 つばき
電話番号:076-229-0010
住所:金沢市上中町己1-2
営業時間
ランチ 11:30~ラストオーダー14:00
ディナー 18:00~ラストオーダー19:30
14:00~18:00はカフェタイム
定休日:火曜日