みなさんこんにちは、あすかりんです。
本日も私、雅珠香(あすか)のブログにご訪問、誠にありがとうございます。
今回は、金沢を代表する居酒屋「いたる本店」さんのご紹介です。
もともと地元でも信頼度が高い人気店ですが、北陸新幹線金沢開業後は観光客さんが前々から予約を抑えていらしゃるので、地元の我々が行けなくなってしまったお店の代表格かな。
今では、近くて遠~い存在になってしまいました。
お料理は、地酒や質にこだわった地物鮮魚をはじめ、五郎島金時や金時草などの加賀野菜メニューもあります。カウンター越しの調理場では、板さんたちが修練された腕前を惜しみなく披露しており、ライブ感たっぷり。
この日は予約を入れてあった時刻のちょっと前に到着したんだけれど、店横には入店の順番待ちをしている方が多数。お酒飲むお店で順番待ちをするのは途方もないことだと思うし、金沢人に並ぶ概念はないので、きっと観光の方だろうなと思いますから、金沢に来てくれてありがとう!そして有難いやら申し訳ないやらの気持ちに。
とはいえ、私も新幹線の影響で、かなり長いこと来れてなかったなぁ。少なく見積もっても1年半は軽く来てない気がする。
ああ、久しぶりのいたるさん、嬉しいな~。
今回はグループで訪問。
●天狗舞 蔵出しミニタンク 、付き出し
ここに来たらこれは外せません!ここでしか飲めませんから、ぜひとも。
飛ぶ鳥を落とす勢いで、世界のコンペティションで賞を受賞している石川県の酒蔵、天狗舞「車多酒造」さんの蔵チョクの酒。瓶詰めをしていないというところが最大の特徴で、蔵のタンクから飲む感覚で楽しめます。フレッシュな飲み口は格別です。
そして、いたるの付き出しは、出汁で煮た梅貝が定番。
●桶盛り中
ジャーン!これですよこれ~
ドーンとインパクトのある木桶盛りのお造りは、いたるの代名詞!切り方も豪快です。
この日は、水ダコ、鰤、甘海老、ヒラメ、さわらなどなど、どこから食べていいやら迷うくらい。
富山の新港と能登の宇出津から仕入れた鮮魚を思う存分堪能できます。
●アジの梅タタキ
●金時草の酢の物
●酔っ払い蟹
(お取り置きをお願いしてあったので、今年はもう食べられないはず。すみません。)
生の香箱蟹を日本酒で酔っぱらわせるようにして作るので、この名前が付いています。日本酒は、銘酒「天狗舞」の山廃仕込み純米酒を使用。その他の調味料と共に2週間漬け込みます。箸でひとすくいして口に入れると、深みのある妙味と芳醇な味わいが口中に広がります。
これにはやっぱり「天狗舞」を合わせたい。相性完璧で、お酒も蟹も止まらず、気付けば頬が真っ赤な“酔っぱらい”に。
●ぶりのモツ煮
うわ!やっぱり魚のうまい食べ方を知り尽くしてるー。ぶりモツを甘辛に煮たもので、日本酒が進んでしまう酒泥棒な一品。
●五郎島金時の天ぷら
魚料理はもちろんオススメですが、これもイチオシ!
カウンターの大皿に並んでいるのですが、注文があってから仕上げにもう一度上げてくれる二度揚げ調理で、中はしっとり、衣はクリスピー状でサクサク。一本まるごと揚げてあって、食べやすいように切って提供されます。
いもくりなんきん好きな女性だけではなく、男性ファンも多いはず。
●棒茶アイス金時最中(300円)
棒茶アイスの馥郁たる香りとミルキーなおいしさに、五郎島金時のふくよかな甘さがマッチ。
「だって、次はいつ来れるか分からないし」がいい訳(笑)
3つ目も行けそうだった(けど、さすがにそこはオトナになりました。)
笑顔まぶしい大将石黒格さんの人間的魅力も人気の理由のひとつ。
魚料理とお酒を堪能したくなったら、ここに来たくなってうずうずしちゃうんだけど、さて次は一体いつ来れるかなぁ・・・。
今日もお腹いっぱい!あすかりんでした。

●いたる 本店
076-221-4194
金沢市柿木畠3-8
営業時間 17:30~23:30(L.O.23:00)
定休日:日曜 (祝日の場合営業、翌日休)
席数:42席 (カウンター17席、座敷25席)