みなさんこんにちは、あすかりんです。
本日も私、雅珠香(あすか)のブログにご訪問、誠にありがとうございます。
今回は、金沢市広坂にある“PATISSERIE OFUKU (パティスリー オフク)”さんのご紹介です。
金沢であすかりんオススメのケーキ店を挙げろと言われたら3つありますが、そのうちの1つがここになるかな。
場所は、21世紀美術館と金沢市役所の間で、テントウムシの看板が目印。
実は同店、1919年創業の和菓子店「お婦久軒」が、4代目でパティスリーになったお店なんです。
お婦久軒と言えば、一口サイズの「あんどーなつ」が有名で、昔は女学生が楽しみに買いに来ることが多かったそうですよ。この店舗は、お婦久軒があった場所から数軒隣に改装した真新しいお店なのですが、3代目も現役で、あんどーなつもケーキと共に店頭販売していますから、金沢の歴史が詰まった和菓子をぜひここで買い求めてみてくださいね。
現オーナーパティシエは、西川開人さん。
「マンダリンオリエンタル東京」でスーシェフを勤めた実力派というだけあって、期待を裏切らないおいしさです。いや、期待値以上のおいしさに出会えてびっくりするはず。
お店に入ると、ショーケースにはついつい見入ってしまうほど美しいケーキが並んでいるので、
「わぁ~ステキ」と思わず溜息が漏れます。どれにしようか本当に迷っちゃう~。
店内2階にはイートインスペースも準備されているので、ぜひご利用を。
席数は多くはないですが、21世紀美術館が臨める方向で外向きにカウンター席が設けらえていて眺めがいい。緑と自然光が入る気持ちのいい空間です。
イートインは、1階で注文したのち、らせん階段を登って上階へどうぞ。
(カフェオレ 税込み432円)
●エゴイスト(税込み460円)※イートイン限定
お持ち帰りが困難なくらい繊細に仕上げてあるので、イートイン限定になっています。
ミルクチョコレートのムースの中には、ローズマリーとライムの風味づけをしたクリームが入っており、まずはチョコムースの絹のような滑らかさに、しばらく目を閉じて浸りたくなりました。さらにローズマリーの風味が追いかけてきて、ライムの爽やかなアクセントと、イチゴのコンポートのチャーミングな甘さが不思議な一体をもたらす、なんだかマジックにかかった気分になる一品。
●DS9 ディ-エスナイン(税抜き463円)
都会的、いや宇宙的で妖艶なパープルのデコレーションに釘づけになります。
開店当初からあったケーキだと記憶していますし、きっと人気あるケーキだと思います。
ブラックベリーのガナッシュとベリーのクリームが層状になっており、果実の酸味はあるものの落ち着いた味わいにまとまっており、ブランデーの風味が後からふうわりと追いかけてきて、大人の余韻を残します。
手頃なお値段ではないですが、食べたら納得の価格で、何かのご褒美として理由をつけてまた買いたくなりますし、大切な人に食べさせてあげたくなるケーキです。
今日もお腹いっぱい!あすかりんでした。


●PATISSERIE OFUKU (パティスリー オフク)
076-231-6748
金沢市広坂1-2-13
営業時間 10:00~19:00
定休日:月曜日(祝日の際は翌火曜日)
席数:14席