みなさんこんにちは、あすかりんです。
本日も私、雅珠香(あすか)のブログにご訪問、誠にありがとうございます。
今回は、金沢市柿木畠にある“おでん会席”の「竹千代」さんのご紹介です。
場所は、柿木畠の元うつのみや書店のお隣のビル1Fで、人気店「あげは」さんの奥です。場所の説明はしやすいのですが、奥まったところにあるので通りからは目立ちません。ひっそりとした佇まいですが、知る人ぞ知る名店ですね。店内はカウンター6席のみで、お軸が掛けられ茶釜もあって茶室そのものといった趣ある空間です。
特徴的なのは、“おでん”を会席として料理に織り込んであることです。元々はおでん屋さんだったそうで、その名残ということですが、“おでん”といっても大衆的なものではなく、実に洗練されています。また特筆すべきは、こんにゃくやがんもどき、甘味に至るまで、全てが手作りだということです。これは味わう価値あり。自分のためにわざわざ準備してくれたという「自家製でおもてなし」という点は、やはり茶の湯の心であり、店主の信条の確たるところなのでしょうね。
また、珍味には年代別のカラスミが準備され(私が訪問した日は、1年もの、2年もの、4年もの、5年もの)食べ比べができるのも嬉しい。
料理に見た目での派手さはないですが、シンプルで端正で、唯一無二のオリジナリティを追求してあります。
コースは8000円(税別)のみで、この日は先付から菓子までで11皿構成でした。
正直、価格以上の価値を感じるので、1万円以上していても良さそうだなぁとコスパの高さも感じられます。
また、店主は職人気質ですが、とっても温和な方で、お食事が楽しいですよ。
お店を出されてから今年で14年経つということですから、2002年創業ということでしょうか。県外からもリピートされている方も多く、支持は厚い!なんというか、誠実さと静かな気迫が感じられる方です。
日本酒は、店主の出身である加賀の山中温泉にある松浦酒造「獅子の里」のみ。
超辛口や辛口など淡麗系の、スッと入ってくる美酒です。
●自家製胡麻豆腐
●栗イガグリ仕立て、金時草と菊のおひたし、銀杏、イチヂクの胡麻ソース
●松茸
鯛でとった出汁が松茸に良く合っています。
●鶏だんご
団子は一旦蒸してあるので、口当たりがぷりっとしていますが、軟骨が練り込んであるため、コリコリとした軽快な食感。出汁は五感をすり抜けそうなくらい淡く、鶏を前に出してあります。
●軽く〆た小鯛
カラスミ(1年もの、2年もの、4年もの、5年もの)、鯖の粕漬け、甘海老とイカの塩辛、干し海老と干貝柱の味噌和え、
●自家製こんにゃく
市販のこんにゃくのイメージを覆す、別物の味わい。ぷるっとしていながらも柔らかさもあり、サクサクしたような噛みごたえもあります。出汁が染みており、日本酒が進む。
●蓮蒸し 鯛の出汁で
●自家製がんもどき、鰊
●秋刀魚ご飯
この時期はみなさん、竹千代さんの秋刀魚ご飯を楽しみにいらっしゃるのだとか。それに納得の格別なうまさ。出汁は昆布とカツオ、さらに秋刀魚は一夜干しにして焼いたもので、3つのうまさが溶け合い、相乗効果を発揮。うまい!
●栗のあん包み
こしあんとつぶあんの2種。こしあんのほうはローカカオと合わせて香味とたおやかさが美味。
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今日もお腹いっぱい!あすかりんでした。
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●竹千代 (たけちよ)
電話番号:076-262-3557
住所:金沢市広坂1-1-28 広坂パレス1F
営業時間 18:00~22:00
定休日:日曜日
本日も私、雅珠香(あすか)のブログにご訪問、誠にありがとうございます。
今回は、金沢市柿木畠にある“おでん会席”の「竹千代」さんのご紹介です。
場所は、柿木畠の元うつのみや書店のお隣のビル1Fで、人気店「あげは」さんの奥です。場所の説明はしやすいのですが、奥まったところにあるので通りからは目立ちません。ひっそりとした佇まいですが、知る人ぞ知る名店ですね。店内はカウンター6席のみで、お軸が掛けられ茶釜もあって茶室そのものといった趣ある空間です。
特徴的なのは、“おでん”を会席として料理に織り込んであることです。元々はおでん屋さんだったそうで、その名残ということですが、“おでん”といっても大衆的なものではなく、実に洗練されています。また特筆すべきは、こんにゃくやがんもどき、甘味に至るまで、全てが手作りだということです。これは味わう価値あり。自分のためにわざわざ準備してくれたという「自家製でおもてなし」という点は、やはり茶の湯の心であり、店主の信条の確たるところなのでしょうね。
また、珍味には年代別のカラスミが準備され(私が訪問した日は、1年もの、2年もの、4年もの、5年もの)食べ比べができるのも嬉しい。
料理に見た目での派手さはないですが、シンプルで端正で、唯一無二のオリジナリティを追求してあります。
コースは8000円(税別)のみで、この日は先付から菓子までで11皿構成でした。
正直、価格以上の価値を感じるので、1万円以上していても良さそうだなぁとコスパの高さも感じられます。
また、店主は職人気質ですが、とっても温和な方で、お食事が楽しいですよ。
お店を出されてから今年で14年経つということですから、2002年創業ということでしょうか。県外からもリピートされている方も多く、支持は厚い!なんというか、誠実さと静かな気迫が感じられる方です。
日本酒は、店主の出身である加賀の山中温泉にある松浦酒造「獅子の里」のみ。
超辛口や辛口など淡麗系の、スッと入ってくる美酒です。
●自家製胡麻豆腐
●栗イガグリ仕立て、金時草と菊のおひたし、銀杏、イチヂクの胡麻ソース
●松茸
鯛でとった出汁が松茸に良く合っています。
●鶏だんご
団子は一旦蒸してあるので、口当たりがぷりっとしていますが、軟骨が練り込んであるため、コリコリとした軽快な食感。出汁は五感をすり抜けそうなくらい淡く、鶏を前に出してあります。
●軽く〆た小鯛
カラスミ(1年もの、2年もの、4年もの、5年もの)、鯖の粕漬け、甘海老とイカの塩辛、干し海老と干貝柱の味噌和え、
●自家製こんにゃく
市販のこんにゃくのイメージを覆す、別物の味わい。ぷるっとしていながらも柔らかさもあり、サクサクしたような噛みごたえもあります。出汁が染みており、日本酒が進む。
●蓮蒸し 鯛の出汁で
●自家製がんもどき、鰊
●秋刀魚ご飯
この時期はみなさん、竹千代さんの秋刀魚ご飯を楽しみにいらっしゃるのだとか。それに納得の格別なうまさ。出汁は昆布とカツオ、さらに秋刀魚は一夜干しにして焼いたもので、3つのうまさが溶け合い、相乗効果を発揮。うまい!
●栗のあん包み
こしあんとつぶあんの2種。こしあんのほうはローカカオと合わせて香味とたおやかさが美味。

今日もお腹いっぱい!あすかりんでした。

●竹千代 (たけちよ)
電話番号:076-262-3557
住所:金沢市広坂1-1-28 広坂パレス1F
営業時間 18:00~22:00
定休日:日曜日